【後編】「ニキビ薬がしみる…」敏感肌のポツポツ&赤みを救う。優しく治すアゼライン酸とバリア洗顔

【後編】「ニキビ薬がしみる…」敏感肌のポツポツ&赤みを救う。優しく治すアゼライン酸とバリア洗顔

▶︎ [前編:新生活までにニキビを防ぐAt.の4ステップ] はこちら

前編では、ニキビの根本原因にアプローチするAt.skinの4ステップをご紹介しました。

どちらかといえば攻めの成分で毛穴や角栓にアプローチし、炎症を抑えるメソッドです。

 

しかし、最近季節柄もあり、患者様のお肌を診させていただくと、肌荒れが急に悪化してヒリヒリしてきたというお声が増えています。

「今まで使っていたニキビ治療薬や化粧水が急に合わなくなった」 

「ニキビだけでなく、顔全体の赤みやヒリヒリ感も気になる」

もともとアトピー素因がある方や、乾燥肌、敏感肌の方、あるいは過去にニキビ治療薬を使って肌トラブルがあった方などは、一般的な「攻め」のニキビケアに肌が耐えられません。

自己流のケアでうまくいかないのがこのタイプです・・・しかし、だからといって、ニキビケアを諦める必要はないのです🧑‍⚕️

 

今回は、「敏感肌・ゆらぎ肌」を守ることに特化した、優しく、でも確実にニキビと赤みを鎮める3つの救世主アイテムをご紹介します。

 

【洗う】洗いながら常在菌を整え、バリア機能を立て直す

■ ラ ロッシュ ポゼ エファクラHイソバイオーム クレンザー

▶︎ キーワード:【細菌叢を整える。ニキビ治療でカサカサになった肌のオアシス】

敏感なニキビ肌にとって、「洗顔」は最も大切なステップ。

ですが、洗浄力が強すぎると本来皮膚を守る皮脂膜を取りすぎてしまい、バリア機能が壊れます。

結果として肌に微小な炎症が起こり、ニキビが悪化してしまいます。

エファクラHイソバイオーム クレンザー 200mL  2,970円(税込)

なぜ敏感肌に必要なの?

ニキビができている時、肌表面の「マイクロバイオーム(常在菌のバランス)」は大きく乱れています。

このクレンザーは、皮膚科学に基づき、その菌バランスを善玉菌に戻すところに着目して開発されました。

医師の視点(ここがポイント!)

ニキビ用の洗顔料でありながら、「外からの刺激に敏感で弱った肌」をターゲットにしているのが最大の特徴で、私がイチオシするポイントです。

ニキビの薬で皮剥けしたり、ヒリヒリと敏感になっている時でも、洗い上がりがしっとりし、肌の防御力を回復させてくれます🌿

 

【整える】敏感肌のニキビ・赤みケアのスタンダード

■ カリグラム AZAローション

▶︎ キーワード:【アゼライン酸誘導体配合。肌環境を整えるマイルド化粧水】

ニキビケア成分として、今世界中で再注目されているのが「アゼライン酸」。

穀物由来の天然成分で、妊娠中・授乳中の方でも使えるほどの優しさが特徴です。

AZAローション 120mL   3,960円(税込)

 

なぜ敏感肌に必要なの?

ビタミンA(レチノール)やピーリング成分が使えない敏感肌にとって、皮脂を抑え、毛穴の詰まりを防いでくれるアゼライン酸は、まさに心強い選択肢✨

さらに、赤みへのアプローチが期待できます。

医師の視点(ここがポイント!)

AZAローションは、みずみずしいローション状に「アゼライン酸誘導体」とサリチル酸を配合したアイテム。

アゼライン酸誘導体とは、アゼライン酸にアミノ酸(グリシン)を結合させ、水に溶けても安定して効果を発揮する優秀な成分です。

トタロール、ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K、アラントインなどで肌のゆらぎを抑えてくれます。

洗顔後の肌にスッと馴染み、モチッとした肌感に整え、全顔の皮脂バランスを優しく整えます。

「ニキビ用のサッパリしすぎる化粧水は乾燥して苦手」という方にも安心してお使いいただける保湿力です。

 

【集中ケア】繰り返すポツポツ毛穴と赤みを狙い撃ち

■ カリグラム AZAリセッター

▶︎ キーワード:【赤み・ニキビ跡のレスキュークリーム】

ローションで全顔を整えた後は、アゼライン酸とビタミンC誘導体を高濃度で届ける美容クリームで「気になる部分」を集中ケアします。

AZAリセッター 30g  4,620円(税込)

なぜ敏感肌に必要なの?

ニキビが治りかけてはまたできる「繰り返しニキビ」や、なかなか消えない「ニキビ跡の赤み」。

これらを刺激を与えずに鎮静させるには、高濃度のアゼライン酸とビタミンC誘導体を、低刺激な処方でお肌に届けることが重要です。

医師の視点(ここがポイント!)

 AZAリセッターは、その名の通り肌の赤みやポツポツを「リセット」してくれる頼もしいクリームです。

パンテノール、ナイアシンアミド、ヒト型セラミドなどの配合により、刺激になりにくい処方なので、ポツッとできたニキビや赤みが気になる部分だけでなく、お顔全体に優しく塗っていただけます。

ニキビ薬特有の「乾燥して皮が剥ける」といった副反応が起きにくいので、ニキビ治療薬の使えない方にとって最高に頼もしい味方です。

 

まとめ:「優しさ」は決して「弱さ」ではありません

敏感肌のニキビケアの鉄則は、「皮膚表面の環境を整え、バリア機能を最優先に守ること」です。

強い成分で一気に治そうとすると、肌は悲鳴を上げて痒みやヒリヒリ感を増してしまい、肌のゆらぎを助長します。

『私の肌には何を使ってもダメだ』と諦めてしまう前に、今回ご紹介した3つのアイテムを、ニキビループから抜け出すための第一歩として、ぜひ試してみてください。

肌を正しく整えていくことで、肌本来の力が発揮されやすくなり、ニキビのできにくい健康な肌状態へと復活してくれますよ。

 

▶︎ 普通肌・脂性肌向けのニキビケア(At. skinの4ステップ)を見たい方は[前編]へ

 

次回予告:

エンビロンのレチノールコスメを使う前に、準備体操ができるとしたら? レチノール入門に「デリケートシリーズ」がおすすめ!お楽しみに☺️

 

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