【医師コラム】「とりあえずSPF50」はNG?美容皮膚科医が教える、絶対に焼かない日焼け止めの選び方

【医師コラム】「とりあえずSPF50」はNG?美容皮膚科医が教える、絶対に焼かない日焼け止めの選び方

こんにちは!

東海地方も梅雨入りをしましたが、梅雨の晴れ間のお天気の日は、紫外線がだいぶ強くなり、本格的なUVケアが欠かせない季節になりましたね。

気温上昇も伴い、汗ばむ日も増えてきました。

 

皆さんは日焼け止めを買うとき、どんな基準で選んでいますか?

「とりあえず一番強い『SPF50+ / PA++++』を買っておけば安心!」

という考え方、、、否定するわけではありませんが、この選び方には、少し注意が必要です☝️

日焼け止めは、毎日肌に直接、そして長時間塗るもの。

自分の肌質やその日の過ごし方に合っていないものを選ぶと、かえって肌の負担(乾燥や肌荒れ)になってしまうことも...。

 

今回は、美容皮膚科医の視点から「未来の美肌を守る、正しい日焼け止めの選び方」を解説します!

 

☀️ まずはおさらい!「SPF」と「PA」の本当の意味

日焼け止めに必ず書いてあるこの2つの数値の意味を知っていますか?それぞれ防いでいる紫外線の「種類」が違います。

 

🔥 SPF =「シミ・赤み」の原因(UVB)を防ぐ

肌の表面にダメージを与え、赤く炎症させたりシミの元(メラニン)を作ったりする「UVB」を防ぐ指標です。数値が大きいほど、赤くなるまでの時間を引き延ばしてくれます。

 

🌀 PA =「シワ・たるみ(光老化)」の原因(UVA)を防ぐ

肌の奥深く(真皮)まで入り込み、コラーゲンを破壊してシワやたるみを引き起こす「UVA」を防ぐ指標です。「+」の数が多いほど、光老化を防ぐ効果が高くなります。

エイジングケアを意識する大人の女性にとっては、「PA」の数値(+の数)をしっかり確認することが非常に重要です💁

 

🧪 ここが分かれ道!「吸収剤」と「散乱剤」の違い

日焼け止めには、紫外線を防ぐ仕組みによって大きく2つのタイプがあります。これが肌への負担や使い心地を分ける最大のポイントです。

 

① 紫外線吸収剤(ケミカル)

紫外線を一度肌の表面で吸収し、熱などのエネルギーに変えて放出する仕組みです。

【メリット】 白浮きせず、透明でサラッとしている。汗に強いものが多い。

【デメリット】 肌の上で化学反応を起こすため、敏感肌の方は刺激(乾燥やヒリつき)を感じることがある。

 

② 紫外線散乱剤(ノンケミカル)

肌の表面にパウダーの膜を作り、紫外線を物理的に「鏡のように跳ね返す」仕組みです。

【メリット】 肌への負担が少なく、敏感肌やレーザー治療後でも安心して使いやすい。

【デメリット】 塗る量が多いと白浮きしやすかったり、少し重めのテクスチャーになることがある。(※最近のドクターズコスメは、白浮きしない優秀なものが増えています☺️)

 

💡 【シーン別】あなたにぴったりの選び方

日焼け止めは「大は小を兼ねる」ではありません。シーンに合わせて日焼け止めを着替えるのが、美肌賢者といえます🧑⚕️

▶︎[日焼け止めは使用目的で選ぶ、真夏の紫外線対策]のコラムはこちら

 

🏢 通勤・お買い物など「日常の外出」: SPF30前後 / PA+++ / ノンケミカル(散乱剤) 

日常生活の紫外線なら、SPF20~30程度で十分防げます。毎日使うものだからこそ、肌への優しさを最優先に「紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)」の肌負担が少ないものを選びましょう☺️


🏖️ 炎天下でのレジャー・スポーツ・海:SPF50+ / PA++++ / 汗・水に強いタイプ 

強烈な紫外線を長時間浴びる日や、汗を大量にかく日は、迷わず最高値のものを!この場合は、白浮きせず落ちにくい「吸収剤」が入ったタイプや、ウォータープルーフ仕様のものが頼りになります🤝

 

⚠️ どんな優秀な日焼け止めでも「絶対にやってはいけないこと」

実は、SPF50+の最高値の日焼け止めを使っていても、「塗る量が少なすぎる」と、効果は数分の一にまで落ちてしまいます。 顔全体に塗る場合、真珠2粒分(または500円玉大)が適量ですが、多くの方が「ベタつくから」とその半分以下しか塗れていません。

 

【 紫外線を鉄壁ブロックする3つのルール 】

1.「適量」をしっかり塗る(薄く2度塗りがおすすめ!)

2. 摩擦で落ちやすい「頬骨」や「鼻の頭」は重ね塗りをする

3. 2〜3時間おきに「塗り直す」

 

以前にもコラムでご紹介した【 レカルカ フレグランスUVカットスプレー 】や、【 UVパウダー 】を活用すれば、メイクの上からでも簡単に塗り直しができて完璧です✨

▶︎[メイクの上からできる、3時間毎のUVリセット術]のコラムはこちら

 

🌿 日焼け止めは「最高のアンチエイジング美容液」

どんなに高価なシワ取りクリームや美白美容液を使うよりも、「毎日、自分の肌に合った日焼け止めを正しく塗ること」が、最強のアンチエイジングです🧴

 

日常使いは「肌への優しさ(ノンケミカル)」を重視

✔ レジャーは「防御力(SPF50+)」を重視

✔ そして、一番大切なのは「量と塗り直し」

 

「私の今の肌状態には、どの日焼け止めが合っているの?」「レーザー治療中はどれを使えばいい?」など、選び方に迷われた際は、いつでもクリニックでご相談くださいね。

 当院で取り扱っている厳選されたドクターズコスメの中から、あなたのお肌に最適な1本をご提案いたします☺️

 

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