ー痒み・赤み・ヒリつきに負けないためのスキンケア戦略ー
春先になると増えてくる、
✔ なんとなく顔がかゆい
✔ いつもの化粧水がしみる
✔ 赤みや小さなブツブツが出る
それは「花粉症による肌荒れ(ゆらぎ肌)」かもしれません。
いつものケアがしみる……。
それは、花粉が皮膚のバリアを突き抜け、お肌の中で『微細な火事』が起きているサインです(花粉症皮膚炎)。
特に、エンビロンやゼオスキンなどのレチノールで攻めのケア中の方は、お肌の状態によっては一時中止や減量した方がいい場合があります。
花粉は目や鼻の粘膜だけでなく、皮膚のバリア機能に影響します。
もともと乾燥している方や、治療中で攻めのスキンケアをしている方ほど、症状が出やすい傾向があります。
今回のコラムでは、
前半:まずは“守る”ケア
後半:土台を立て直す“セラミドケア”
の二段構えでご紹介します☺️
まずは炎症を落ち着かせる“守り”のケア
花粉によるゆらぎ肌は、例えるなら「微細なすり傷が広範囲にできている状態」。
洗顔やクレンジングもピリつく肌状態なのに、ピーリング成分やビタミンAを配合されている製品を使うのは、皮膚炎を助長させて逆効果になることが簡単に予想できます。
まずは 炎症を抑えるために、皮膚を保護することを第一優先に考えます。
■ ラ ロッシュ ポゼ
シカプラストリペアクリームB5:「赤み・ヒリつきの緊急レスキュー」
敏感肌ケアの代表的ブランド、ダーマコスメのラロッシュポゼ。
その中で一番販売個数の多いコスメが、こちらになります💁
シカプラストリペアクリームB5 40mL 3,190円(税込)
ポイント
・パンテノール(B5)配合で修復サポート
・ツボクサエキスによる鎮静
・保護膜をつくり外的刺激から守る
ヒリヒリ・赤み・かゆみが出ている時に、まずはこれ!一家に一つあれば安心😮💨の“備蓄アイテム”です。
レーザー後や皮膚炎後にも使える設計なので、美容医療施術のダウンタイム期に使う”緊急避難クリーム”としても非常に優秀です。
■ エンビロン
スーパーモイスチャライザー:「攻めのケアを援護する日の保湿クリーム」
乾燥が強い方におすすめなのが、保湿と保護が一度にできるこちらの製品。
スーパーモイスチャライザー 50mL 10,450円(税込)
特徴
・高機能保湿設計
・皮膚の水分保持をサポート
・外的刺激を受けにくい状態へ導く
ビタミンA製品を使っている方が、「今日はちょっと刺激を感じる」という日に、レチノール製品に混ぜて使う、という使い方が有効です。
攻めの中で守る。レチノール使いたい方の強い味方です✨
■ ラ ロッシュ ポゼ
UVイデアプロテクショントーンアップ:【花粉・PM2.5をブロックする防護壁】
「外に出るのが怖い」という時期の強い味方。
独自のマルチプロテクションテクノロジーを採用し、紫外線だけでなく、花粉やPM2.5などの大気中物質の付着から肌を守ります。
UVイデアプロテクショントーンアップ 30mL 3,960円(税込)
特徴:
・直接触れさせない: 肌表面に膜をつくり、花粉の付着を物理的に防ぎます。
・低刺激設計: 荒れやすい時期でも使いやすい、ラ ロッシュ ポゼならではの優しさ。
医師のアドバイス:
花粉症の時期は「肌をむき出しにしない」ことが鉄則です。
スキンケアの最後に日焼け止めを兼ねたシールドを張ることで、帰宅後のかゆみや赤みを最小限に抑えることが期待できます。
バリア機能を立て直す“セラミドケア”
炎症が少し落ち着いてきたら、次のステップ。
花粉で乱れた肌は、角質層のセラミドが減少し、隙間だらけの状態になっています。
隙間だらけになった角質層は、いわば『網戸のない窓』。
そこから花粉が入り放題になってしまっています。
セラミドで網戸を張り直す。これが20年来EVERYSKINが目指してきた立て直しケアです。
■ EVERYSKIN &ウォーター
シンプル処方の強酸性水で肌を弱酸性に保つ☺️
特徴:
・角質層のマイクロバイオームを整える
・天然のミネラルウォーターなので皮膚炎の人でも安全に使える
・メイクの上からも使用可能
日中の“花粉リセット”としても活躍します。霧状ミストでこすらず纏うように使えるのがお役立ちの理由です。
■ EVERYSKIN スキンジェルプラス
セラミドを軸にしたバリア強化ジェル。
特徴
・ヒト型セラミド、擬似セラミド、植物セラミドで角質層の水分保持をサポート
・軽いジェル状のテクスチャーでしっかり保湿
・CICA(ツボクサエキス)配合で、敏感期にも使いやすい設計
花粉時期は「与えすぎない・こすらない・刺激しない」が基本。
このジェルは、余計な負担をかけずに肌の表面のバリア機能を整える役割を担います。
花粉ゆらぎ期のスキンケア3原則
1. 攻めない(レチノール・ピーリングは一時休止 or 頻度を減らす)
2. こすらない(クレンジングの選び方に注意 ▶︎過去コラム[守って落とすクレンジング])
3. 立て直す(保護+セラミド)
医師としてお伝えしたいこと
花粉による肌荒れは、「スキンケアが合わなくなった」のではなく、一時的に皮膚の免疫バランスが崩れている状態です。
無理に攻め続けると、慢性的な敏感肌に移行することもあります。
だからこそこの時期は、ただの肌荒れか、皮膚炎か判断に迷う時は、広島皮ふ科の診察へお越しくださいね。
次回予告:もうすぐ春!日焼け止めを見直そう【前編・後編】
永い冬が明けて、季節は春。紫外線とお友達になるレクリエーションも増えてくる楽しい季節。
いつも使ってる日焼け止めを見直してみませんか?
どうぞ、お楽しみに!




