【医師解説】冬の乾燥ニキビは「肌の菌」が原因?マイクロバイオームを整えるケア方法

【医師解説】冬の乾燥ニキビは「肌の菌」が原因?マイクロバイオームを整えるケア方法

お肌の状態によっては、これまでご紹介したスキンケアやニキビ治療薬を使用しても、ニキビがなかなか改善しない場合があります。

 

 👇「乾燥しているのにニキビができる理由」(全4回)を読み直したい方はこちらから

 [其の一:乾燥しているのにニキビができる理由]

 [其の二:アゼライン酸と保湿]

 [其の三:アゼライン酸誘導体の化粧水]

 [其の四:マイクロバイオームとマスクニキビ]☆今ここ

 

そんな方の中には、肌の環境が悪さをしている場合があり、広島皮ふ科やマリポサでは、肌のマイクロバイオーム(マイクロバイオーム=肌に住んでいる菌の集まりのこと)を整えるケアをお勧めしています☺️

今回の乾燥×ニキビの最終章として、敏感肌向けのスキンケアブランドとして評価の高いラ ロッシュ ポゼのエファクラHイソバイオームシリーズを取り上げます。

 

まずクレンジングを見直すところから

ラロッシュポゼ エファクラHイソバイオームクレンザー 200ml  2,970円(税込)

このクレンジングジェルは、敏感肌や乾燥でバリアが弱った方で、ニキビ・面ぽうが気になる肌悩みの方向けに設計された洗顔料です。

特徴としては、

・肌を守りながら皮脂を落としすぎずに優しく洗う

・プレバイオティクスとして機能する「Aqua Posae Filiformis」配合で肌の理想的な微生物環境(マイクロバイオーム)をサポート

・保湿成分(ナイアシンアミドとシアバター)で乾燥やつっぱりを軽減するジェントル設計

「洗浄=乾燥する」という常識を変えるような、肌のバリアを強めながら汚れを落とすクレンザーです。

👉 泡で優しくなでるように洗うのがポイントです。

 

塗る保湿で“炎症を起こさない肌”へ

ラロッシュポゼ エファクラHイソバイオームクリーム 40ml  3,520円(税込)

こちらのクリームは、敏感でニキビになりやすい肌の水分保持とバリア修復にフォーカスした保湿クリームです。

特長として、

・乾燥・つっぱり感を防ぎながらしっとり保湿

・「Aqua Posae Filiformis」によるマイクロバイオームサポートで、肌の防御力を整える

・ビタミンB5、ベニノキ種子エキス、ナイアシンアミド配合で炎症や赤みの軽減にも寄与

・しっとりとさらっとを両立した使いやすいテクスチャー

・ニキビの原因になりにくい処方で肌にスッと馴染む

このクリームは、アトピー素因や敏感肌で「普通の保湿剤だと刺激になる」という方にも比較的取り入れやすい処方です。

日中・夜どちらにも使える、守る保湿としてのベースケアに最適です。

 

なぜ「イソバイオーム(マイクロバイオーム)」が重要なのか

肌は単に“角質だけ”で守られているわけではなく、皮膚常在菌(マイクロバイオーム)とのバランスによって、外的刺激や刺激に対する反応が変わります。

冬の乾燥や敏感肌では、

✔ バリアが壊れやすい
✔ 炎症が長引く
✔ 赤み・かゆみが出やすい

といった肌状態になりがちです。

ラロッシュポゼのエファクラHイソバイオームシリーズは、マイクロバイオームのバランスを整えることで、バリア機能の落ちた肌に炎症を起こしにくくする効果が期待できます。

この設計により、アトピー性皮膚炎が活動期の方や、乾燥で皮膚が割れている状態の方の、とびひ(伝染性膿痂疹)のリスクも減少させます。

これは、バリア機能の落ちた状態の皮膚にある微小な傷に、ニキビやとびひの原因菌を入り込ませないように抑えることで、炎症を抑制するためです。

こうしたデリケートな肌でも刺激を最小化しつつ、炎症を落ち着かせることで、抗生剤などを使わずに肌荒れを予防する効果が期待できるのです。

 

マスク生活でニキビが悪化する理由と対策

冬のこの時期、風邪の予防や花粉症の対策でマスクをすると、「マスクの当たる部分だけニキビが出る」、「赤みやかゆみが治りにくい」と感じている方はとても多く、コロナ禍以降、皮膚科受診の主訴として大変メジャーなものになりました。

このいわゆるマスクニキビは、単なる毛穴づまりではなく、肌環境の乱れが大きく関与していることをご存知ですか?

 

マスクの中では、呼気による湿度の上昇と、皮脂・汗・雑菌の滞留を促す環境になっており、そこへマスクとの摩擦刺激によるバリア破壊が重なって、炎症が起こりやすい条件が重なっています。

汗や皮脂で一見うるおっているように感じますが、マスクを外すと一気に水分が蒸発し、
急激な乾燥 → 皮脂の過剰分泌を引き起こします。

この繰り返しが炎症・ニキビ・赤みを悪化させ、肌荒れをこじらせる原因になってしまいます。

 

マスクニキビの本質は「炎症+バリア低下」

上からわかるように、マスクニキビは、乾燥による面ぽうと赤ニキビ、そしてかゆみ(最初は軽度の皮膚炎)が混在しているのが特徴です。

なので、対策としてまずすべきなのは、皮脂を抑えたり、毛穴づまりをピーリングしたりするよりも、炎症を起こさせない土台作りなんです。

洗いすぎたり強い治療を重ねると、バリア機能がさらに落ちて、マスク刺激に弱い肌になってしまいます。

口周りの皮膚は、口腔内の細菌叢の影響をもろに受けるため、マスク内の不快感は、皮脂量よりも菌バランスの乱れが原因。

マイクロバイオームのケアを行うことで、ニキビ、赤み、皮脂のニオイを同時にケアして、健やかな肌環境を取り戻すことが可能になるのです。

 

マスク生活のニキビは「抑える」より「整える」

マスクニキビ対策は、 バリアを守り、肌の細菌叢を整え、炎症を抑えることから肌環境を整えましょう。

そして肌状態によっては、前出のアゼライン酸誘導体(AZAローション)による抗炎症ケアと、マイクロバイオーム設計の守る洗顔・保湿を組み合わせることで、マスク生活でも緩やかなニキビ治療を行うことができます。

今月末より、マリポサではこの3製品を肌弱さんのニキビケアの救世主としてセット販売を開始します!

「マスクを外したときも、肌が落ち着いている」そんな状態を目指すケアとしても、この時期から取り入れやすい3製品👇

これ自分かも?と思い当たる節がある方や、思春期を迎える頃の敏感肌×ニキビの方のスキンケア選びに・・・ぜひ参考にしてみてくださいね☺️

 

👇「乾燥しているのにニキビができる理由」(全4回)を読み直したい方はこちらから

[其の一:乾燥しているのにニキビができる理由]

[其の二:アゼライン酸と保湿]

[其の三:アゼライン酸誘導体の化粧水]

[其の四:マイクロバイオームとマスクニキビ]☆今ここ

 

次回から、唇のケアについて全2回の予定でコラムを執筆中です!

唇の乾燥も、実は肌のバリア機能と深く関係しています。

▶︎ [冬の唇ケアについてはこちら]

▶︎ [低刺激なボリューマーリップはこちら

どうぞお楽しみに❤️

 

監修医師:広島光恵 

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