今回は、シミ治療を「成功」で終わらせる最終ステップ、レーザーで炎症後色素沈着が生じた場合のスキンケアについてのお話です。
マリポサビューティークリニックでは、年間通じてたくさんの方にシミ取りレーザーを行っています。
施術を受けた中の、約半分の方はレーザー後すぐから結果に満足していただいています。
え?半分しか満足してないの?って思った方🫣
そうなんです・・・そうではない残りの半分の方、結果に満足できない方は、どんなケースなのでしょうか?
満足できない結果の場合は、照射した部分に痒みがでたり、3日目くらいにかさぶたが取れてしまったなど、ほとんどがダウンタイム経過中に問題の発端があり、
中には、レーザー治療前よりも色素沈着で濃くなったという状態になってしまう方が時々いらっしゃいます。
そこまでではない場合も、レーザーをして綺麗になったのに1ヶ月くらい経ってうっすら色が戻ってきた、とか、シミは消えたけど、全体にくすんでいる印象がある、などいわゆる「戻りシミ」が生じることがあるのです。
これらはすべて、治療前後の“長期ケア設計”が不十分だったサイン・・・。
こうなった場合、ガッカリされることは想像に難くない、と思いますが、炎症後の色素沈着はレーザーによって生じた傷跡のようなもので、時間をかければ治っていくもの。
ただ、医師の立場からお伝えすると、本当の分かれ道はここからです。
この状態から肌を早く回復させるスキンケアプログラムがあることをご存知ですか?
今回の投稿記事は「シミ治療とスキンケア」全3回シリーズの第3回目。
第2回|ダウンタイム編
当日からのケアが、色素沈着を左右する
第3回|治療後編(炎症後色素沈着)
長期戦略で“戻らない肌”を完成させる ☆今ココ
最終章では、肌状態・ライフスタイル・目指すゴールに合わせて選べる、3つの「戻りシミ対策プログラム」をご紹介します。
なぜ「治療後」に色素沈着が起こるのか?
レーザー治療後の肌では、
・メラノサイトが刺激を記憶している
・炎症の名残がくすみとして残りやすい
・バリア機能はまだ完全ではない
つまり、「シミができやすい体質」に一時的に傾いている状態です。
この状態から脱するために、適切なケアを行い色素沈着を防ぐ工夫を行うことで、透明感を底上げするシミができにくい肌へ移行できるチャンスでもあるのです。
逆に、何も考えずに過ごすと、戻りシミは静かに始まります。
プログラム①
負担をかけず若返る「レカルカ:マイルド美白プログラム」
ーレカルカ ベビーセルシリーズ+ DREX エッセンスSー
・敏感肌・乾燥肌
・シミだけでなく、くすみ・小じわも気になる
・刺激のある治療は避けたい
ケアの考え方
治療後の肌に必要なのは、「肌を回復させる」「炎症を抑える」「健康な肌を育てる」という発想。
レカルカ ベビーセルシリーズは、
・肌の再生環境を整える(修復)
・炎症の名残をやさしく鎮める(抗炎症)
・透明感とハリを同時に底上げ(保湿、抗酸化)
する、エイジングサインを土台からケアするコスメです。
レカルカ ベビーセル4ステップ+α

1. ラクトペプローション:角質ケア+刺激を与えず、必要な潤いを残す
2.CFセラムアドバンス:ビタミンCなど抗酸化で整え、水分保持力を高め、くすみを防ぐ
3.ペプタイドシムセラム:ベビーセル成分でエイジングケア
4.ブライトリッチクリーム:高保湿で乾燥と摩擦から肌を保護し、明るい肌へ
ここに、DREX エッセンスSをプラスαすることで、赤み・くすみ・色ムラを集中的にケア。明るく透明感のある肌にしてくれます。

▶︎ 「戻りシミを作らず、肌全体を若返らせたい」
レカルカ「マイルド美白プログラム」は、負担をかけずにいろんな肌悩みに寄り添う、バランスの良い選択肢です。
プログラム② ☆要診察
日本人の肌質に特化「At.skin:キュアプログラム」
・戻りシミを絶対に防ぎたい
・肌のくすみを改善したい
・医師管理下で集中ケアをしたい

At.skin キュアプログラムの考え方
トレチノインとハイドロキノンを使った肌治療は、メラニンを外に押し出しながら、新しい皮膚への入れ替えを促す、色素沈着を“治療する”レベルで対処できる、歴史の長い医療的アプローチです。
後述するゼオスキンヘルスによるセラピューティックプログラムは、ドクターオバジが提唱したこの治療法の先駆け。
しかし、セラピューティックプログラムは、皮膚が薄く敏感な肌の日本人には刺激が強く、反応期を無事に乗り越えられない方も一定数います。
そこで、At.skinキュアプログラムは、
・濃度・使い方が日本人向けにマイルド設計されている
・乾燥や赤みなどのダウンタイムを最小限に管理
・治療後の肌だけでなく、維持期への移行もしやすい
という点が特徴で、3〜4ヶ月の集中プログラム後にも、メンテナンスケアでAt.skinを続ける方がとても多いことが、製品の良さを証明しています。
施術ではなくとも、プログラム期間中は1ヶ月に1回、診察にて肌の状態を確認させていただき、効果と副作用がないかどうか医師がチェックを行います。
使用する化粧品は薬のようなもの。
良くも悪くも反応が必ず出るので、クリニックで医師と相談しながら使用製剤や使用量を調整しながら使いましょう。自己判断での使用は禁物です。
使用する製品
1.TAピュアスキンローション :トラネキサム酸配合の保湿化粧水
2.HQスノースキンセラム:ハイドロキノン4%(要対面診察)
3.トレチノイン0.1%(要対面診察)
4.リュクスレチノパフェ:レチノールや幹細胞培養液などの美容成分が豊富に入った美容液
5.インテンシブリペアクリーム:リポソーム化したセラミドで優しく保湿
注意点
✔ 赤み・皮むけが出る可能性あり
✔ 紫外線対策は必須
✔ 医師の指示を守ることが前提
▶︎ At.skinキュアプログラムは、「多少の反応が出ても、確実に結果を出したい」そんなご要望に応える、日本人(敏感肌)向けに開発された、治療延長線上のプログラムです。
プログラム③ ☆要診察
肌の運命をリセット「ゼオスキン:セラピューティックプログラム」
・シミ・肝斑・くすみを根本から改善したい
・長年、色素トラブルを繰り返している
・強い意志で取り組める
ゼオスキンヘルス ケアの考え方
ゼオスキンのセラピューティックは、「戻りシミを防ぐ」ではなく「シミができる肌構造を作り替える」という、3〜4ヶ月間集中肌の入れ替え治療という、最もアグレッシブな選択肢です。
・強力なターンオーバー促進
・メラニン生成経路への多方面アプローチ
・肌のリセットと再構築
その分、プログラム開始後2〜4週間の
✔ 赤み
✔ 皮むけ
✔ 見た目のダウンタイム
は避けられません。
使用する製品
1.バランサートナー:角質ケアのためのグリコール酸配合化粧水
2.ミラミン:グリコール酸とハイドロキノン4%配合の漂白クリーム(要対面診察)
3.ミラミックス:ハイドロキノン4%配合、トレチノインをブレンドするためのクリーム(要対面診察)
4.トレチノイン0.1%(要対面診察)
5.RCクリーム:レチノール配合の保湿剤

セラピューティックはキュアプログラム以上に皮膚の反応が出るので、クリニックでの肌管理を行わないと危険!と言わざるを得ません。
同様に、プログラム期間中は1ヶ月に1回、医師の診察にて肌の状態を確認させていただき、効果と副作用のチェックを行います。
肌の状態を見ながら、使用方法や使用量を決めていきます。
副作用で心折れ途中で辞められることのないように、そしてしっかりと効果を出すために寄り添った診察とカウンセリングを行っています☺️
▶︎ ゼオスキン セラピューティックプログラムは「今後の人生、シミに悩まされたくない」そんな覚悟がある方にのみおすすめする、最終兵器的プログラムです。
シミ治療のゴールは「選べる」
シミ取りレーザー後のケアに、唯一の正解はありません。
いつまでに、どのように、肌を変えたいのか、そしてその方の肌の状態や肌質によって、どういった治療を選ぶとよいか、などをカウンセリングでお伝えしています。
| 項目 | ① レカルカ | ② AT.SKIN | ③ ゼオスキン |
| 肌への負担 | ★☆☆ (穏やか) | ★★☆ (中程度) | ★★★ (強い) |
| 期待できる効果 | 透明感・潤い・修復 | 色素沈着の強力な予防 | 肌質の根本改善 |
| おすすめ | 忙しい方・敏感肌 | 確実に結果を出したい | 本気で肌を変えたい |
炎症後色素沈着が起きた場合、スキンケア以外にも、クリニックで行う肌治療や機器施術もございます。
ご要望に合わせて、スキンケアと施術を組み合わせた治療プランを設計することも可能です💁
大切なのは、
👉 何の対策もしない期間を作らないこと
👉 「レーザー後」をシミ治療の一部と考えること
レーザー治療後に問題が起きた肌を、どうやって健康な状態にするのか。
この段階で治療に最後までしっかりと寄り添えるクリニックを選ぶことが、将来の美肌への分かれ道になるのではないでしょうか?
3部作まとめ
第2回|ダウンタイム編
当日からのケアが、色素沈着を左右する
第3回|治療後編(炎症後色素沈着)
長期戦略で“戻らない肌”を完成させる
シミ治療は、点ではなく、線で考える医療です。
「シミを取る」だけで終わらせず、その先の肌人生まで、美しく✨✨
マリポサで、シミについて診察・カウンセリングの相談をしたい方へ 👉予約はこちら
次回は、レーザー治療ができない人へのシミのスキンケアについて、シミ取り治療の番外編としてお届けします。
👇【全3回+番外編:シミ治療完全ガイド】読み返したい方はこちらから👇
3.[後ケア編] 戻りシミを作らない長期戦略(★今ここ)